いつか庭ででっかいサボテンを育てたい。
そんな夢を見ながら今年もサボテン実生に挑戦です!
今回は 後々場所を取りづらい小型種もしくは成長が遅い種類がメインです。
とりあえず興味のあるコピアポアをフリマアプリ&Yahoo!ショッピングで物色…
黒王丸(Copiapoa cinerea)10粒と ヒポガエア(Copiapoa hypogaea)20粒を購入しました。
黒王丸は初めてのフィールドナンバー付きです。犬や猫で言う血統書付きみたいで特別感ありますね。
チリのアタカマ砂漠に生息するコピアポアは硬質と軟質の2グループがあり、黒王丸といえば硬質コピアポアの代表選手。現地球は真っ白な肌に黒い棘が渋くてかっこいいですね。
一方ヒポガエアは軟質コピの代表?かはわかりませんが、地面に埋もれるように自生している小型のサボテンです。茶色っぽくてボツボツした肌が特徴的。個人的にとても気になるサボテンです。
さて播種の方法ですが、「カクタスハンドブック 原種サボテンを楽しむ」の中にある、「自生地風手抜きタネまき法」を参考にさせていただきました。
この方法は苗床に砂利をまくのですが、冬までには乾燥に耐える丈夫な苗に育つらしい。
考えてみれば自然環境でこぼれた種って、風や雨に運ばれて岩の隙間とかに入り込んで芽吹くようなイメージです。砂利が急激な乾燥や日光から種ちゃんを守ってくれるわけですね~ 。
こちらがベランダの日陰っぽい場所で播種後3週間経過した物になります。
おわかりいただけただろうか…
砂利の中に芽を探すだけでかなりの時が過ぎます。
芽を…いや目を皿にして探した結果、どちらも4~5個ほど発芽を確認しました。スマホ用マクロレンズ欲しい。
比較的高級な種子だったものの発芽率は期待をやや下回りました。種の鮮度も分からないので良いのか悪いのか。正直ヒポガエアはもう少し頑張って欲しい所でした。
とりあえず鉢がただのミニ枯山水にならなくてよかったです。
今後は一つでも多く生き残ってもらい、高温多湿な日本の夏に耐えられるようになっていただかなければなりませんね。果たしてどうなるか。
地味な砂利の写真だけだとアレなんで、去年購入した我が家のコルムナアルバ御大です。
国内実生苗なので青々していますが、棘がべっ甲のようで美しいです。
コピアポアはロマンですね!